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事故

<ナナちゃん>

・2007年8月も終わりに近づいた頃、いつも通り山へ餌やりに向かう道のり、麓のホームセンターNの前の通りで信号待ちしている時の事。交差点で小さな子猫が横たわって苦しんでいる!!!車を止め見に行くと、ぐったりしているけど、まだ息がある。とにかく一刻も早く病院へ!!とりあえず持っていたレジ袋に入れて一番近い動物病院へ…咄嗟に色んな事を判断しなければならず、気持ちも動揺し、運転も手につかない…


病院について直ぐに診察してもらったところ、レントゲン撮影の結果、幸い骨には異常ないとの事。口や鼻の中が切れている様でかなり出血していて、体温も低く呼吸が苦しそう…頭も打ってるだろうから、このまま2日程酸素室に入って様子を見ることに。
ちび黒頑張れ!!


 

・事故から丸1日経って、出血はとまり呼吸も安定している様なので、酸素室から室温30度に設定された保育器へ移されてました。少しずつ回復に向かっている様子ですが、まだ体温が低く、食欲がなく自分からは欲しがらない…口元に持っていくとほんの少し食べる位で、栄養剤の注射で賄っている感じ。

・事故から2日目、動き回っている様子が多く見られるようになり、少しずつ回復に向かっている様ですが、目は虚ろ、まだ体温が低く、食欲もない。

・事故から3日経って退院し、連れて帰ってみることに。
前日より目はパッチリ開いている。頭を打ったせいで意識が朦朧としているのか、左にくるくる回っている動きが多い。足元はおぼつかず千鳥足。食欲もなく口の周りにつけると、それを舐めて少しずつ食べている。スポイトで口の中へ餌を入れる…食べる量が少ないので、それを数時間おきに繰り返すしかない。よく動き回る…後は体温と食欲さえ回復すればいいんだけど。

ちび黒、元気になってね!!

 


・事故から4日目、にゃんたはうすの会員さんコロリンさんのご好意でこの子を預かって下さる方をご紹介頂きました。その方は過去にガムテープで虐待された猫を家族として迎えて下さった方です。 そんな方と巡り会えたこの子は運が強い子だと思います。 傍に置いて看てあげたい気持ちは山々ですが、日中は充分に看てあげる事が出来ない私では手が行き届かない。でも、助かる命であるなら救ってあげたいのです。

 



・事故から5日目、黒猫ちゃんを預かってくださったMさん、猫ちゃんの今の状態をずっとお傍で見守って下さっていて、やはり猫ちゃんを思う気持ちのあまり、ご心労が大きかった様です。そこで、Mさんのお宅の猫さん達のホームドクターに診察をお願いしました。診察の結果、ここ数日が山でしょう…との事。やはり、脳か脊椎の神経に障害が出ている可能性が高く、それを明確にしたところで、良い治療法が見つかるとは限らない、この子の生命力や運、そしてMさんの頑張りに祈るしかない…という状況です。幸いMさんのお宅の先住猫さんが、娘が帰ってきた!!と思ってくれたのか、黒猫ちゃんをいっぱい可愛がってお世話をしてくれているそうです。黒猫ちゃん、優しいMさんのお宅に迎えて貰え、またお母さんの温もりも感じることが出来て本当に良かったね(^^)

・事故から6日目、Mさんの気持ちが通じたのでしょう、ご飯をスポイトで口に運ぶと沢山飲み込んでくれる様になったそうです。子猫特有のお腹の膨らみも出てきたそうです。体温も少し上がって来て、目もパッチリ開いてきた(^^) この調子で頑張って元気になってね!


 

・事故から1週間が経過。Mさんを紹介して下さったコロリンさんから良いお知らせが…黒猫ちゃんまた少し元気になってるそうです。よく動き、回転する動きも少なくなったそうです。さらに食欲も増して、お腹が空くと「ニャーッニャーッ」と催促する様になってるそうです。体温も上がってるとの事。スゴイです!!医師のお話では、助かる確率は3割かな…という事でしたから。奇跡ですね〜^^

 

・事故から10日が経過。この日はMさんがお忙しいので、うち(ハウル宅)でお預かりしました。退院して最初にうちに来た時には考えられない位元気になってました(^-^) 離乳食の量も随分増えて、ウンチやオシッコの時は鳴いて知らせる様になりました。急にターッ!と走る様な動きもあり、後ろ足で耳の後ろを掻いたり、食後に髭のお手入れをしたり、猫らしい動きも大分観られる様になりました。その傍ら、回転する動きもあり、ハウルが心配そうに観てました。時よりハウルがグルーミングをしてあげる姿も観られました^^


・事故から10日が経過。ご飯をお皿に移してみると、少し舐めようとしたり、自分で食べようとする意思が見られるそうです。猫じゃらしにも少し反応を示したそうです。ぬいぐるみみたいだね(^-^)


事故から1ヶ月経過(9月30日)。血液(ウィルス)検査の結果、エイズ、白血病共に陰性、検便も異常なし、健康状態良好ですくすく育っている様子。この日に3種混合ワクチンを接種しました。

ワクチン接種後、副作用からか数日間体調不良に陥り、食欲もなく嘔吐もありましたが、Mさんがずっとお傍に付いてお世話して下さって元気になりました。今の段階の医師のお話では、脳障害の症状があって、それが出る時と出ない時で体調が異変する…との事でした。


・事故から1ヵ月半経過(10月14日)。ナナちゃん、お引越しです。今度お世話になるお宅は、もう20年以上も野良猫の保護支援活動をしていらっしゃる方で、色んな猫ちゃんと接し、沢山の経験を積んでいらっしゃるT子さんです。ナナちゃんの事をにゃんたはうすの掲示板を通じて気にかけて頂き、コロリンさん経由で今回申し出て下さいました。T子さんのお宅には、遠赤外線治療器での治療をさせて頂く事が主な目的でお世話になります。

 

・事故から2ヶ月経過、T子さんのお宅でお世話になってから2週間。写真はT子さん宅で眠いのを我慢して遊んでいるナナちゃん。実はT子さんのお宅にお引越ししてから、ナナちゃんの様態が悪くなってしまい、このページもなかなか書けない状態になってました。ナナちゃんの体調不良の原因は全く解らないのですが、ただ言える事は普通の子よりきっと敏感、過敏なのだと思います。例えば気温や湿度のの差だったり、普通の子が気に留めない事に反応してしまったり…

ナナちゃんはT子さんが頑張ってお世話をして下さって、元気に回復しましたが、今は自分でご飯を食べられないので、5時間置きにスポイドで餌を運んでもらってます。水分も自分では摂れないので、脱水症状になりやすいので注意が必要…との事。今後が心配ですが、何とか少しずつ体力が付いてくれる事を願っています。T子さんの頑張りで体重も800gまで増えました。



<10月31日撮影>

・11月14日、T子さんのお宅でお世話になってから1ヶ月経ちます。この1ヶ月のナナちゃんの体調は一進一退を繰り返しています。T子さんの頑張りの甲斐あり、順調に体重も増え続けていたのですが、原因不明の体調不良、脳の指令がうまく行っていないのか、食欲不振や少し嘔吐がみられ、医師の診断によると、腎臓がちゃんと機能していない、尿から体内の老廃物をうまく出し切れない病状(腎盂腎炎)という事でした。治療法は、調子が悪いときは静脈点滴、少し良いときは皮下点滴を繰り返し、T子さんは嘔吐しないようにと数時間置きに給餌して頑張って頂き、食欲も少し出てきて回復の兆しが少し見えて来たような状態です。現在生後約3ヶ月、体重は940gです。写真はT子さんのお宅のトメ吉君と元気に遊んでる様子です。調子が良い時はこんなに元気なナナちゃんです。




<11月17日撮影>

・相変わらず一進一退を繰り返してるナナちゃん。

元気な時は写真のように自分でご飯食べる姿も観られたのですが…この頃から皮下点滴の回数を週3回に減らしてみたところ、12月1日の検査では腎臓の数値が悪くなってしまい、1日置きで皮下点滴の量を増やしてもらい、また体調が回復するまで通院する事になりました。このころ、疥癬にもかかってしまい、皮膚からフケが出ていたのですが、疥癬からのフケではなく、体調が悪く皮膚の状態や毛づやが良くないことから出るフケだった様です。しかし、検査の結果は悪く、決して状態はいいとは言えない筈なのに、時折元気に走り回ったりして、機嫌はいいそうです。元気がいいのは嬉しい限りですが、どうやらナナちゃんの気分や機嫌は、体調とは比例しないようですね…体調を診るバロメーターは食欲と皮膚の状態の様です。

 


・ナナちゃんがT子さんのお宅にお世話になってから2ヶ月(12月15日)、ナナちゃんの血液検査の結果は予想外の嬉しい結果で、腎臓の値は規定値より少し高めではありますが、良い状態でした。このままこの状態が保てれば嬉しい限りです。ですが、これはもしかしたら点滴で保っているのかもしれないし、油断はできないのです。毎日ナナちゃんを看て下さっているT子さんもホッとされたと思いますが、まだまだ気を抜けず、気苦労が絶えないと思います。でも、ずっと1日置きに点滴…という訳には行かず、将来的に体力が付けば自分の力で頑張ってもらわないといけないからですね。とりあえず、週2回の点滴で回数を減らして様子を観てみましょう…という事になりました。ナナちゃん、いつまでも小さいのは子猫の愛らしさが残り可愛いのですが、生後4ヶ月なのに1ヶ月は成長が遅いかな…という感じです。

 

 

・年末年始の休み期間中にナナちゃんが我が家へ里帰りしました(^^) ナナちゃんは21日の血液検査の結果はまた数値が悪くなっており、暫くは週3回点滴をしないといけないようです。

暮れからお正月にかけて、31日、2日、4日と点滴に通院しました。点滴の時は嫌がると聞いてはいましたが、激しく嫌がってましたね〜。診療が終わってもいつまでもウ〜ウ〜言って私の肩にしがみついてました。ナナちゃんは30日からうちに居ましたが、抱いてる時の体温の低さが気になり、主治医に相談して熱を計ってみたら、電子体温計では計れないくらいの低さでした。でも、こんなに低体温であれば、自分でも具合が悪いの感じているからもっとグッタリしていて動き回ったりなどしない筈…と言われました。恐らく事故で頭を打ってる影響で、体温調節などの指令が出来ていない、ホルモンがだせないのかもしれない…との事でした。うちに来てる時のナナちゃんは、環境の変化からか、すやすやと寝てる時間が多かったですね。起こしてでもご飯を食べさせてましたが、とっても寝むそうでした。夜になるとゴロゴロ喉をならして甘えて来たり、うちの猫達のご飯の時はナナちゃんもオネダリしたり…

ハウルとナナ (動画)



<2008年1月15日撮影>

・2月2日、事故から5ヶ月が経過しナナちゃんは生後6ヶ月に入り、体重は1.5�埖罎砲覆蠅泙靴拭�お正月の間の里帰りが終わって、T子さんのところでお世話になっているナナちゃんですが、その後とても元気な様子が続いてるそうです。T子さんのお宅の猫ちゃん達とも追いかけっこしたり、じゃれたり…と子猫らしい動きも観られるようになり、T子さんご夫婦の後をついて回ったり…ととっても可愛いそうです(^^) しかしまだ腎臓の数値が良くないので週に2〜3回の点滴を続けています。この時期暖冬だったせいか、知り合いのところの猫さん達は一斉に発情が始まったそうですが、ナナちゃんはどうかな〜? 生後6ヶ月だからもそろそろなんでしょうけど…成長がまだ追いついてないからもう少し先かな〜? 健康なメス猫ちゃんならそろそろ避妊手術を考える時期ですが、腎臓の数値が良くない為、今の状態では避妊手術が出来ないそうです。何とかもう少し自分で食べれるようになって、腎臓の数値も良くなり、体重も増えるといいんですけどね…今は成長過程を見守って行くしかないですね。




<2008年1月25日撮影>


<2008年2月29日撮影>

<2008年3月22日撮影>


 

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